はじめての台湾。女子旅のススメ① – 夜市編 –

○○歳になったので、自分のことに時間を使おうと決めた。
※年齢は想像におまかせします。

三年前の当時、離婚することになって何となく気分を変えたかったのかもしれない。

いつも4人組で仲良くしている女友達を誘ったら、独身OLは休みが取れなかったので、既婚とシンママの二人が2つ返事で行くことになった。

平日だし、子連れだと夜遊べなくなるので、子供には旅行に行くことは内緒にしていたが、同じように友人達も子供を連れていきたいとは言い出さなかった。
世の中は、意外と独身女子の方が忙しいのかもしれない。

どこに行こうか検討した結果、一番近くにある国際空港の仙台発で、一番近くて安い気軽に行けそうな台湾に決まった。

久々の海外旅行で私達は浮かれていた。

だいぶ暗くなってから空港に着いたが、そのままホテルに荷物だけおいて、私達は夜市に出かけた。
今回は3泊だから、３つの夜市は回る予定だ。

夜市までかなり歩いたが、だいぶ夜になっても煌々とした夜市を見て、私達は胸を膨らませていた。

なんだかわからない吊るされた肉やカエルや寒天状のものが並ぶ屋台をかき分けて、人混みの中、ようやく座れる椅子を見つけた。

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私は、ガイドブックを見て決めていた魯肉飯（ルーローハン）を。
友達はスープ状のご飯と香腸と呼ばれるソーセージなどを頼んで食べた。

肉料理は美味しかったが、スープはスパイスが効きすぎてちょっと食べられなかった。
でも雰囲気が楽しくて美味しい。

私達は色々食べては笑って楽しんでいた。

そう。久々の海外旅行で私達は浮かれていたのだ。

二人は帰りの途先でお腹の調子が悪くなり、ホテルに戻るなり、代る代るトイレを占領した。

私は、カビの生えた烏龍茶を飲んでも問題が無い程の、強い胃腸を持っていたので事態は免れたが、死人のような顔でトイレを奪い合う二人を見て、腹筋を痛めた。

こうして、台湾の食に恐れをなした友人たちの食事は、翌日から三越のフードコートになった。

ちなみに、こんな目にあいながらも、予定通り3つの夜市には行ったが、彼女達は夜市の中の「丸亀製麺」が一番美味しいといって憚らない。
私も八角の香りは少し苦手だと思ったけど、味は美味しかった！

夜市のススメ

夜市も、ガイドブックなどに掲載されているものは初心者でも食べられるんじゃないかな。

胡椒餅(フージャオビン)や水煎包(蒸し焼きにした肉まん)などの、皮に包まれている系は、日本人でも食べられる味。50円くらいで安い！

魯肉飯（ルーローハン）は角煮のような味付けで美味しい。
油飯(中華風おこわ)は名前と違ってタイ米風の硬めでさらっとした感じ。どちらも200〜300円くらいなので、台湾に行く人には、夜市はぜひオススメしたい。

そのうち、カエルや臭豆腐の匂いにも慣れるよ！

台湾で食べた美味しいものたち

夜市のことばかり書いたが、ちゃんとお金を払えば台湾はけっこう美味しい。

間違いなく美味しいのは小籠包。どこのお店でも美味しい。

日本にも支店がある有名店「京鼎樓」は絶品でした。