今回、コロナ特別貸付で無利子融資を受けたので、返済計画を管理できるエクセルテンプレートを探していたら、なんとfreeeで借入金管理アプリが登場していました。
個人事業主の場合、借入金は、「支払利息」のみが経費の対象になるので、支払利息を計算して経費に換算するのがとても面倒です。
エクセルなどで借入契約書に記載されている返済予定表を転記して管理すると、excelとfreeeと2回記帳する手間がかかるので、これはとっても便利。
しかも、私が利用している、個人のスタータープラン(一番安い年額10,000円のプラン)からでも使えるので、早速使ってみました。
この記事をおすすめしたい人は
- エクセルで返済予定表を管理していた方
- 支払利息を自分で調べて記帳している方
- freeeを使っている方または使う予定の方
公式サイト freee(クラウド会計/人事労務/会社設立/開業)
個人・スタータープラン 月1,180円 無料プランあり ※無料体験30日間
freeeの借入金管理アプリを使うと便利なこと
便利ポイント① 返済予定表が自動で出来る
今までの借入金は、返済計画表は、銀行からもらう返済計画をエクセルに転記、またはそのまま紙で保存したものを、毎月別で経理ソフトに伝票を起こしていました。
freeeの借入金管理アプリを使うと、返済計画票は、必要事項を記載するだけで自動でできます。
返済取引の登録が簡単に出来る
従来の方法だと、毎月「返済利息額」を確認して「支払利息」を伝票に起こすといった手間がかかる作業が出てきます。
個人事業主の場合、借入金は、「支払利息」のみが経費の対象になります。
借入金自体は「事業主借」で計上し、毎月の経費の対象になりません。
※開業時の借入は「元入金」としても良いです。
その利息金額がfreeeの中で確認でき、しかも伝票を起こすのも簡単です。
契約内容の条件変更も編集可能
契約登録内容を修正したい場合や、繰上返済や利率等の返済条件変更を行った場合は、契約情報を編集することができます。
今回の借入では、3年間無利子、その後は利息が発生するので、利息が発生する月の前に契約情報を編集すれば良さそうです。
複数の借入を登録し、資金繰り管理が出来る
管理画面では、複数の借入を登録することが出来、
freeeの「資金繰りレポート」で長期借入金の返済予定を反映することができるので、資金繰り管理がより簡単になります。
実際に借入金管理アプリで 借入金を登録してみた
まずは、freeeの「プロダクト・サービス」から「アプリストア」をクリック
アプリ選択画面で「借入金管理アプリを選択
借入金を新規登録してみる
タイトル:何でもよい
勘定科目:
「長期借入金」を選択
※1年以内の借入は「短期借入金」
勘定科目:
「支払利息」を選択
借入日・借入期間:
契約書の借入日と期間を記入
当初借入額:
借入した金額
貸付方法〜金利:
契約書の内容を転記
利息計算:
事業者用の貸付で一般的な利息計算がデフォルトで選択されています。
返済予定表プレビュー:
最初の年の借入金残高=満額
最後の年の借入金残高=0
になっていればOK
なっていない場合は、入力に間違いあり
ホームで借入金の返済計画がグラフで出る
登録が完了するとHOME画面に、借入推移グラフが出ます。
これで、借入金と返済時に伝票を作成する準備が出来ました。
返済銀行を口座連携しておけば、自動で経理機能で帳簿付けが簡単に出来ます。
これは便利だ…。
freeeは経理で個人事業主を救う
わたし、プログラミングは出来ても電卓の計算機の計算は3回やって3回違う数字が出てくる経理オンチですが、freeeのおかげでなんとか経理が出来ています。
個人事業主にとって、経理は確定申告だけでなく、金融機関からの借入時にも見られるので、きちんとやらないと大変なことになります。
freeeには私のようなフリーランスでも何とか経理をやっていける簡単さなので、これからきちんと経理をやっていこうと誓う事業者にぜひおすすめします。
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