クリコです。
5月1日より募集開始される「小規模事業者持続化補助金 コロナ対応型」ですが、こちらは、現在、個人事業主が利用できる補助金の中では一番採択されやすいものになっています。
「小規模事業者持続化補助金」自体は、中小企業の販路開拓や業務効率化に対して、補助対象経費の2/3以内を最大50万円まで助成するものですが、今回の「コロナ対応型」は、予算も拡大され、コロナ事情で、新たな販路拡大や非対面型のサービスを行う事業者に補助対象経費の2/3以内を最大100万円まで助成する仕組みとなりました!
普段は応募が多くて審査通過のハードルが高いんだけど、
今回は予算拡大と要件も拡大されて、採択されやすくなっているよ!
※ 今回の執筆内容は、第2回締め切り(2020年6月5日)を対象にしたものであり、以降はまた条件が変動する可能性があります。
コロナ困窮の人が活用しやすいポイント
重要 すでに購入したり投資したものでも適用されます(遡及適用)
重要 特例として概算払いによる即時支給が可能(交付決定額の50%)
上記が可能となっています。
すでに購入したり投資したものでも適用されます
新しく設備投資したい人以外に、遡及適用でコロナでもう既に設備投資したものにも適用されるので、対象になる経費が拡大されました。
必要経費の50%まで即時支給
申請し、補助金採択された場合、本来は支払も全て終わらせて報告書を書く→補助金支給の流れですが、今回は必要経費の50%まで即時支給されるもようです。
※2020年2月18日以降に発生した経費
対象になる方はぜひ頑張って申請してみてください。
補助の対象になる人や経費の内容は?
コロナ特別対応版(100万円まで助成)の対象者
以下がコロナ対応型の応募の条件となっています
- 開業届の日付が2020年1月1日以降になっている
- 商工会・商工会議所への加入
- コロナ影響により、2月から6月5日(第2回締切日)までの任意の1か月間の売上が前年同月より10%以上減少していると審査加点される
コロナ対応型では、市町村が発行する「売上減少の証明書」があると審査時に加点があると書いてありますが、実質は必須といってもいいのでは。
こちらの証明書は、各市町村のコロナ関連のページに記載があるので、ダウンロードして市役所に提出すると、2~10日でハンコを押してくれます。
補助対象経費の1/6以上が、以下の要件に合致する場合
- A:サプライチェーンの毀損への対応
- B:非対面型ビジネスモデルへの転換
- C:テレワーク環境の整備
フリーランスでも、こんな場合に補助金適用になります
商品販売が対面で難しく、WEB販売を行うために、サイトを開設・リニューアルする場合
対面での営業から、WEB営業に切り替えるためにPC等の設備を整える場合
セミナーなどの実施が出来ず、WEBセミナー用に動画配信のための設備を整える場合
補助金の申請はこちらから
補助金の概要はこちらから確認できます
公式サイト 小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型>の公募概要 – 中小企業基盤整備機構
PDF 小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型>【公募要領】
補助金の申請はこちらから
公式サイト 小規模事業者持続化補助金 – 日本商工会議所
自分で申請するのが難しそうな方へ
小規模事業者持続化補助金は、書類の書き方や採択されやすいポイントを抑えておかないと、通常時は採択されるのが難しい補助金です。
私は毎年、自分のお客様の申請を代理で書いたり申請のアドバイスをしていて、かなり高い確立で採択されています。
もし自分で申請するのが難しい場合は、申請のアドバイスをさせていただきますのでご相談下さい。
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